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第1回みえ森林教育シンポジウムに参加しました。

2月4日、三重県総合文化センターで開催されました第1回みえ森林教育シンポジウムに参加しました。第一部は、幼児教育・保育セッションで、テーマは身近な自然を活用した「森のようちえん」的体験(野外体験保育、自然保育)でした。約20年前に『森の都市』の計画の研究を始めた際に、ドイツ等の「森のようちえん」や新潟県長岡市川崎小学校の元校長である山之内義一郎先生の取り組みは、大変参考になりました。それらは、都市づくりに「森」のもつ力や多面的な機能を活用する発想の原点となりました。その約20年後、三重県に於いても様々な取り組みが進行し、このようなシンポジウムに多くの若い教育関係の指導者が興味を持って参加している姿を見て嬉しく思いました。私達の生活は、都市化や技術の進歩により便利になりましたが、日々の生活の中で自然と触れ合う機会は少なくなりました。かつてレイチェルカーソンが唱えたように、これからの地域や地球の未来を担う子供達には自然から得る「感性」が必要かと思っています。子供達の「感性」を育む取り組みや活動が今回のシンポジウムの開催がきっかけとなり更に広がり続けることを願っています。

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